短歌15首 Part2

午前中の歌

布団から出られなくても気にしない 手が冷たいから今日はお休み

考えが巡り巡ってどこまでも果てがあること期待している

言葉はじけて駆けてゆく脳裏まで焼き尽くすほど瑞々しくて

バグってるアウトプットの変換機 だから感想なんて書けない

寒空で死とか生とか考える 嘘だよホントはどうでもいいよ

創作?創作!

どうしても消せない未読一件ですその数字だけがぼくを責める

あまりにも瑞々しくて嫉妬した焦がれる想い未来へ届け

ベッド横の埃かぶった一眼の切ない背中毎日見守る

お気に入りのリップひとつに戸惑う陳列棚を変えないでくれ

歌集読み安直に真似したくなる 短歌の知識なんてないけど

普通とか

普通人 地底人宇宙人よりも 得体の知れないヒトに思える

普通とはただの信仰宗教で君はその地に骨をうずめる

わからないものを恐れるのは仕方がないから僕は孤独が好き

みんなは料理に興味があるらしい みんなっておい誰のことだよ

ちっぽけな観測範囲嘆いてもこれ以上はキャパオーバーですよ