寝る前は気が楽だ。
落ちるだけ。
そうしたら、ひと時は自分の存在が消える。
今だけ、死んでいる。
生きているのは大変だから、できるだけ長く死んでいたい。
死んでいる方がデフォルトだっていう説が好きだ。
生きているだけで、割と頑張っている。
ゆるやかに連続する生と死。
窮屈な生は寝る前に解放される。
起きるとまた窮屈が戻ってくる。
生きている間でも窮屈から逃れることができるようになれば、人生の目標のひとつを達成したと言えるかもしれないな。
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