人間について

同じ空間にいる他人はノイズだ

私はひとりが好きだ。ひとりでいるといろいろ考えられるし、本を読めるし、時間に縛られることもない。自分のために時間を使える。時間はこの世で一番贅沢なものだと思っている。

他人(友人・恋人・家族含む)が近くにいると、どうしてもリラックスできない。親しい人ならば、一緒にいるのは楽しい!という感情はあるのだが、リラックスには程遠い。恋人や家族は、長時間同じ空間で過ごすことが多くなるカテゴリの他人だが、24時間も一緒にいれば本当に疲れてしまう。なんどか試したけれど24時間以上は本当にきつかった。はやくひとりにしてくれ〜とずっと思っていた。

結局同じ空間にいる他人はノイズなのだ。おしゃべりしなくても、そこにいるという感覚、存在感が私を緊張させる。どれだけ好きな人だったとしても。

この他人ノイズを感じると、集中力は散漫になるし、思考力も落ちるし、ただでさえポンコツなのにより性能が下がる。友人と遊ぶとかなら全然いいけれど、これが仕事だと悲惨である。どう考えてもフリーランスが向いてると思うのだけれど。

一人暮らしの家は本当に快適だ。家事苦手で部屋が汚くても、なんの問題もない。他人がいない、それだけで素晴らしい価値がある。

私が一番不思議だなと思う人種は、『彼氏途切れない系女子』だ。しばらく他人に構わない時間がほしくないのかと、純粋に不思議だ。不思議な人に出会うといつもこう思う。

『そういう人もいるんだな、私にはよくわからないけれど、幸せに生きてくれ。』