人間について

人間について、どう思う?

人間は不思議な生き物だ。自分も人間だけど、一応。「人間について、どう思う?」という非常にざっくばらんな質問を思いついて、誰かに聞いてみたいけどその前に自分で答えてみようと思ったので、書いていく。

人間について、どう思う?

たくさんいる

人類はたくさんいる。70億人?昔は60億人台じゃなかっただろうか。それだけたくさんいても、個人が人生でそんなに出会えるわけではないので、別に出会いを大切にとかいうつもりはないけれど、不思議な話だ。インターネットで世界は広がったけど、個人と個人の出会いが増えたかと言えばどうなんだろう。個人と情報は出会えるけれど。

考えている

人間は思考する。とてもたくさんのことを考える。周囲からは観測できないのに、そこに思考があるというのはとても不思議で面白いものだ。そういうつもりで見ていたら意外と、あれ、もしかしてこの人何も考えてないのか?と思うこともあるけれど。それはそれで新しい発見。それにしたって、考えないようにしよう、と考えているのかもしれないし、人間は面白いなぁと思うわけです。

思っていることと違うことを言う

これも不思議な話だが、人間が社会的な生き物であり、他人とのコミュニケーションによって生き延びて来た歴史を考えると、しょうがないというか、そういうものなんだろうな。他人と衝突してばかりでは生きられなかった。私は思ってもないことを言うのは苦手だが、必要なときには言うこともある。空気を読むのは必要な文化なのだろう。難しいなぁ。

思ったより大人はいない

小さい頃、大人はすごい生き物だと思っていたけれど、自分が大人と言われる年齢になってみれば、『大人』ってほとんどいないんだなとわかる。多分世の中の人の大半が感じていることだろう。大人は大人のふりができるから大人なのだ。きっとそれだけだ。本当はこんなことに疑問を持たない方が幸せなのかもしれないけれど、気づいてしまったら考えずにはいられないよね。

ばらつきがあるのに単純化しようとする

人はそれぞれ違うのに、性格とか個性とか特徴とか、それぞれに名前をつけて当てはめようとする。記号化して分類して、安心する。よくわからないものは不安なのだ。あの人はああいう人だ、と認識して安心するのだ。ただ、こういうふうにしがちだ、ということを覚えておきたい。単純に分類できるものばかりではないからだ。自分に理解できないからといって、否定したり拒絶したりしたくない。わかりあう必要はない。ただ存在するのだ、ということを心に留められる人間でいたい、と思うのである。

まとめ

今までの人生や、出会った人や、読んだ本などから得た考えを統合して、今の自分がどう考えているか、をこうやって書き残しておくのが楽しい。特に誰かの役に立つ文章ではないだろうけど。