雑記

空間を区切るもの

時間は時間を留める意志のある人たちのものだ、そんな気がした。いつのまにか時間が過ぎていくわたしには時間なんてもはや存在しないのかもしれない。毎日少しずつ肉体が朽ちていく。悲しいとかそういうものではない。ただの事実として。いつか終わるけれど、まだ終わらない。その空間にただ、いる。ただ存在しているだけ。過去も未来もない広大な海で漂う生き物は生きているか。それとも死んでいるか。